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丁酉平成如月
2005年 12月 21日
フジテレビ12月27日午前2時~3時>トーキョーアースダイビング
あ~あ、ついに番組になってしまった。 ...陸の突端であった「台地」はアジール(聖域・逃げ込み場)とされて寺社や墓地が置かれ、「谷地」はサブカルチャーが発達し色街となり…そのまま現代にまでつながっていく(中略)そこでは、見たこともない“野生の東京”に出会う...テレビ向きだとは思いますけどね。以下、追記で... #以前のまとめ>「アースダイバーをダイブする」 以下、感想(暫定): #撮影はベーカムではないようにも思えるが(DVの業務用みたいに思える)本当の所は分からない。編集でイフェクトをかけたのかもしれないが、いずれにしても意図的。でも高感度なカメラだ。ネガカラー風の色褪せた感じは、演出として上出来。音楽も効果的。 シナリオというかナレーションは、ところどころで間違っている(考証という意味で)。ファンタジーだとしても、アホなディテールは笑われるだけ。たとえ映像ポエムでも、ノンフィクションの体裁をとっているのだから、細部は大事なのだ。 ・縄文の遺跡というナレーションに、古墳時代の遺跡を見せている。 ・CG地形図をフィヨルドにし過ぎ。そんなに上流まで「フィヨルド」にはならない。内陸部で小川しか流れてない谷は、海であったことはない(下末吉期まで戻れば別だが)。不忍池は海だった事はあるけど。 ・そもそも1万年前はまだ海面は低い(まだ海進の途中)。ほぼ現在の海水準に達して、縄文海進のピークとなったのは約7000年前。 ・歌舞伎町は埋立地じゃないと思われ。谷あいで湿地状だったかもしれないけど。 ・東京タワーの立地は太平洋に突き出す岬? 犬吠崎じゃあるまいし、それを言うなら東京湾。 ・縄文時代のお墓(墓域)と東京タワーは関係ない。見えているお墓は近現代だし。増上寺本体と東京タワーは別の高台。ていうか、あの辺に縄文時代の墓域なんてあったか? 貝塚のこと? ・古墳群とか中世の墓域というなら、信憑性が出てくるのだが。 ・ちなみに稲荷において狐は神様ではない。狐は神様の使い。 ・銀座の入江というのは日比谷と正確に言ってほしい。銀座は昔から砂州で陸地(もちろん市街地化にあたって造成の必要はあったにせよ)。 ・上野駅は高台ではなく、低地側にある。 こういう地形・歴史ネタは、ありうるとは思う。ナショナル・ジオグラフィックであってもおかしくないが、その場合は、考証をちゃんとすると思われ。日本のテレビだと、細部がいい加減。 - ナカザワ先生は言う「知識じゃなくって感覚」 これが神経にさわるのだ。地質学や考古学が苦労して答えを求めている態度をあっけなく否定する。感覚じゃなくてって、知識だろうと思う。知識が感覚を研ぎ澄ますのだ。
by renes
| 2005-12-21 01:00
| クリティーク
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