35㎜映画用フィルムの解像度は6K相当だそうだ。昨今、デジタルビデオ撮影は4Kに移行しつつあるが、35㎜フィルムで撮影して6Kでフィルムをスキャンしてデジタル処理する場合もある。
6Kのデジタルカメラも登場しているが、その具体的な解像度は6144×3072である(
GIZMODO)。約1800万画素だが、これって、縦横比2:3にすれば一眼カメラの2400万画素機に相当し、まあそう無茶な解像度じゃあない。35㎜映画用フィルムのサイズからすると、APS-Cサイズはほぼ同等で(横24㎜弱)、レンズのボケ具合がほぼ同じになる。
ところでテレビの解像度は、4Kの上は8Kになっている。8Kは横約8000ピクセルだから、一眼カメラだとCANON 5Dsの5000万画素機のレベルで、これはフルサイズでなければ無理っぽい(ダイナミックレンジや高感度特性を考えると)。つまり6KはAPS-Cサイズで無理がなく、昔の35㎜映画用フィルムの解像度とレンズの感覚と同等になる。それならテレビも6Kにすれば具合いいんじゃないかと思うが、今更である。PC用ディスプレイなら5Kが登場しているし(iMac 27 5K)、6Kもありかもしれない。
#どうせ技術が進歩して8K通しが普通になるかもしれんが。