PowerPoint(プレゼン)の文字が小さいと、会場から見づらい。
可読性のためには、相当に文字を大きくしないと駄目だ。
これが大きな表や細かいグラフ、複雑なダイアグラムとなると、発表者も「見えにくいかもしれませんが」と認めるしかない。元データをそのまま流用した場合など、なかなか作り直すという訳にもいかない場合もあろう。
そういう場合は、見せたい部分を拡大表示すればいいのである。
拡大表示にはいくつか方法がある。Windows標準装備の「magnify」は、「拡大鏡」とも言う。「拡大鏡」は「Windowsキー+U」で呼び出せる。「ファイル名を指定して実行」から「magnify」と入力しても同じ。これはほんとに単純に拡大表示しているので、アニメーションも動くようだ。Windows標準だから、準備なしで使えるのがいい。
Microsoft純正ツールとしては、ダウンロードの必要はあるが、「
ZoomIt」もある。これはインストール不要なので、USBメモリで持ち込んでも使えるだろう。マウスカーソルは消えるが、部分拡大表示には使いやすい気はする。おまけに赤線で自由に線が書けたりもする(マーカー機能というべきか)。
参考:プレゼントラノアナ
参考:IDEA*IDEA
おまけの参考情報:知らないと損をする PowerPoint パワーポイント のショートカットの使い方