某記事が話題だ。Slashdotでも取り上げられたくらい。
産経:フィルム生産激減で遺跡発掘写真が大ピンチ
Slashdot:フィルムの生産減少で記録写真の危機
ずいぶん、もやもやした記事だが、奈文研界隈でもアナログ・デジタル両にらみというのが真相であろうと思っている。「(電子データではなく)写真なら150年以上保存できることは歴史が証明している」と本当に発言されたかどうか分からないし(言葉がどのように省略されたか分からないし)、文脈も不明である。
#カラー写真を三色分解してモノクロフィルム3枚に保存するという手もある。
結論としては記事にもあるが、(長期的に見て)アナログ・デジタルに選択の余地はない。我々はデータの保存/保全に向き合うしかないのだ。フィルムやプリントに複製を残しておく手もあろうが、悉皆的ではなく、選択的にならざるをえない。