ICレコーダ、特にMP3などの汎用フォーマットで、高いビットレートで録音できるものは、非常に使い勝手がよい(具体的にはSANYOの製品になる)。「ファイル」となった音声は、キャプチャの時間が省け(キャプチャされたものがファイルだ)、直ぐに編集できる。
#サウンド編集ソフトは、いずれにせよ必須だ。
一方、レガシーな音声記録、カセットテープやMDは、キャプチャしてファイル化する必要がある。ファイルになれば、データベース化もやりやすい。PCでキャプチャ=デジタル化する事はできるが、ノイズが入りやすいなど、なかなか敷居が高い。USBオーディオデバイスを使えば、ばっちりだが...
そこで興味深い製品が、SANYOの
デジタルオーディオシステム「MAJ-U4CT1」。特徴は「パソコンなしでMP3録音できる」こと。「CD/カセット/ラジオ/ライン入力」から、SDカードないしUSBメモリーに、MP3方式でデジタル録音ができる。宣伝文句からみて、まさに汎用のMP3で、SDないしUSBメモリ経由で、PCにアーカイブする事が出来るだろう。「MAJ-U4CT1」にはMDがないが、カセットがあるのは有難い。博物館のシステムでは、殆どの講演録音はカセットテープで残されているからだ。
#USBオーディオデバイスより、手軽に使えると思われるが、実際の使い勝手は未検証。