ロボットがこんな所から実用化するかもしれない。
1)
遠隔操作で家にいながら学校・職場などに行ける iPad用ロボット「Double Robotics」
2)
スカイプを使ってカメラの位置や向きを変えられるAndroid用ロボット「Botiful」
2)の方は小型だが、1)の方はいわば等身大。その動的インタラクティブ性によって、電子会議に使うと、なかなか臨場感もあろう。
「Double Robotics」は美術館にまで出かけてしまうところが痛快。ズームが使えれば、展示品の細部にまで寄れる。理屈の上では合っている。同様に、図書館に出かけていって、棚の本を「手」で取って頁をめくり、カメラを通して読んでも同じことである。理屈の上では可能だし、合っている。
これを「エージェント・ロボット」と呼んでもいいだろう。美術館や図書館にあるのは、誰でも借りられる「エージェント・ロボット」でよいのだ(有償無償は別問題として)。博物館で使う携帯・スマホなんて領域ではないというか、ハイパーな話である。