音声チャット(SkypeなどのIP電話も含めて)は、人間行動としての「カルチャー的」には、電話と等価だ。ただ、ユーザ同士なら無限に無料なだけだ。テキストチャットは、会話に多少のタイムラグが許されるが、電話では会話のレスポンスが欠かせない。テレビ電話では、音声のみの電話と違って、電話中の行動の自由も少ない。姿が見えているので、そう無茶なこともできない。メールは、テキストチャットより、更に自由度が高い。返信は24時間以内でもクイックなくらいだ。
テレコミュニケーション体験として、郵便・電話・メールの違いはよく論じられてきたが、これからは、メール・テキストチャット・(インターネット回線利用の)IP電話・テレビ電話の違いをわきまえる必要がありそうだ。